9月!


夏休みももう終わりですね。
小中高校生の皆さんざまーみろ。
俺はまだ一ヶ月も休みがあるぜーイエー。


といったところで友達もいない俺はヒキコモってるだけなんだけどね。
で、めっちゃヒマ。
そんなことはわかりきってたからいろいろ暇つぶしを考えてたんだけどね。
そろそろネタギレぽ。
まさか、一週間で尽きるとは思わんかった。
恐るべき暇人。


まず、FF3でしょ。
明日あたりクリアしそう。
タマネギ剣士がWi-Fi使わなきゃってのでかなり萎えたんですけどなんとかラストダンジョンまでこぎつけました。
友達のいない俺にどうしろってんだ。
後は悪名高い3時間ノーセーブラスダンだけです。
最近は1日1時間くらいゲームすると目が痛くなってくるね。年かなー。


で、次が読書。
弟のパソコンから100冊くらいライトノベル焼いてきたんだよ。
正確には112冊。
これ一ヶ月くらいもつと思うやん。
1日3冊でも40日かかるんだから。
すでに80冊くらい読んじゃったんですけど。
実家から帰ってきて10日くらいよ。
1日10冊近く読んでる。
18時間本読んで1時間ゲームして5時間寝る。みたいな。
そんな生活。


どんだけ暇人やねん自分。


で、アタリの本もハズレの本もあったんだけど大アタリの本の感想をば。
ヒマだからね。
本の感想なんかも書いちゃう訳です。


クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)


第23回メフィスト賞受賞作だって。
メフィスト賞は大好物なのでずっと読みたかった。
けど、絶対貸し出し中なんだよね。
図書館の本はちゃんと期限を守って借りるべきです。


読了後の感動。
コレは面白い。
やられた。
そうきたか。


絶海の孤島に集まった天才たちってストーリー。
これは森博嗣の『そして二人だけになった』を意識してるかな?
天才の造詣からし真賀田四季っぽい。視線が穿ちすぎかも。
でも真の解決編みたいのは『有限と微小のパン』っぽいっちゃぽい。


大総合全一学研究所(ER3)とか七愚人とか最強の請負人とかは
清涼院流水の日本探偵倶楽部(JDC)っぽい。てか確実に影響受けてる。
ちなみに俺個人的には清涼院流水は好きくないね。関係ないけど。


さらに特筆すべきは言葉遊び、文字遊び。
ユニークで面白い。
意図的(?(誤植じゃないと思うけど))な漢字の間違い。
読んでて3,4箇所くらい見つけた。
それが確かに間違ってるんだけどニュアンス的には非常にその場面にあってて楽しい。
博識が薄識とかね。
薄い知識。なるほど。


あと、ネタ見たいのもあった。
「足なんて飾りです」
コレはアレだよね。狙ってるよね。
きっとネタ。ちょっと笑った。


言葉遊びといい、ネタといいちょっとしたスパイスが読んでて心地いい。


ちなみに軽くネタバレ的なことを言っちゃうと
「足なんて飾りです」ってのは壮大で微妙な伏線だったりするんだけど。


で、トリック。
これは非常にチープでイージー
俺でも解けた。
てか、トリックに重きを置かれた物語ではない。
そういう意味では『推理小説』にカテゴライズするのは間違いかも。
だって、ロナルド・ノックスの十戒ヴァン・ダインの二十則破りまくりだし。
超能力者(真偽はともかく)でちゃってるしね。
むしろ、読者にトリックを解かせることでエピローグがより「あ゛ー」って感じになる。
まさに「手のひらでダンスを踊ってる」
岩から生まれたサルの神様のことバカにできないね。


トリックからもわかるけど全然いわゆる本格ではないです。
森博嗣清涼院流水ライトノベルのなんかを足して3で割ってプラスアルファな感じの作品。
どれかが好きだったらきっと楽しんで読める作品です。


あと、最後の《Alred Marchen》is END!!の意味がわかりません。
Alred Marchenなんて単語は辞書に載ってないし翻訳かけてもダメでした。
予想は少し立つけど。
Alredは多分alwaysやalmostと同じでall redだと思うんですよ。
でも、Marchenのいみがわからん。全然。
全ての赤いなんかは終わりです。
みたいな意味になるのかな。
赤い=血?
全ての殺人は終わりましたとか?
戯言がイヤに強調されてるだけに戯言系の皮肉とか?
なんにしろMarchenの意味がわかんねーとな。
ドイツ語かラテン語っぽい響きではあるけど。


知ってる人がいたら教えてください。


まだ1巻しか読んでないけど2巻以降も秘奥に楽しみな作品です まる