読書
定期的に森博嗣って読みたくなるよね。
でも、図書館って読みたいのに限って借りられてるんだよね。
だからもうメンドクなって、S&Mシリーズ全部買っちゃった。
で、今3巻の笑わない数学者まで読んだ。
すごいすごいすごい
高校生の時の俺はこれを読んでトリックがわかってそれで満足しちゃったんだよ
そうじゃない。そうじゃないんだ違うって事がわかった
トリックがほぼすべての読者に解かれるってのは計算なんだ。わかった。すごい。
むしろトリック解けちゃうからホントの解が不定のまま終わっちゃうんだよ。
だから笑わない数学者なんだよ。
これは犀川先生には解けない。
だって、タイトル知ってるのは読者だけだもん。
それで、和樹とか萌絵とかの評価で不定が定まるんだ。
不定が不定じゃなくなってすっきりするんだ。
多少のモヤっと感がありながらも高校生の時はそれがわからなかった。我ながらアホ過ぎる。
なるほど確かにこれを本格といっていいかは疑問だ。
昔は、別に普通に本格だし問題作でもないと感じてたんだけど。
笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/07/15
- メディア: 文庫
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さぁ次は詩的私的ジャックだ